転倒はチャレンジした証
先日、妻の誘いでスキーに行ってきました。 今までスキーとはあまり縁がなく、スキー場に行ったのはせいぜい2,3回くらい。要は初心者でした。
今回のスキーは、スキー教室付きでちゃんと指導受けながら滑りました。
で、一番最初に滑ったときは転ばなかったんですね。昔の(2,3回やった)感覚が残っていたので、それをもとに安全運転で。それだとスキーのコーチ的にはNGだったっぽく。色々アドバイスを受けて、アドバイスをもとに滑ってみたのですが、
逆に転ぶんだな、これが。
何回か転ぶうちにまたできるようになって、次のアドバイスをいただく。やる。また転ぶ。この繰り返し。
でも、この方が着実にうまくなっていくんですよね。1泊2日の短い期間でしたが、前よりきれいな滑りになった実感があります。
仕事にも言えることだと思いますが、安全運転しているうちはコンフォートゾーンの中で対処してしまっているので、成長の速度は遅くなってしまう。転倒を恐れずに新しいことへチャレンジしていくことが成長への近道だということを、改めて感じた出来事でした。
もう一個大切なのが、安全に失敗できる環境を用意するってことです。挑戦する対象が危険を感じるところまで来てしまうと、挑戦よりも守りの意識が強くなってしまいます。実際のスキーでも、斜面が急めなところでは滑りをきれいにすることよりもスピードを抑えることの方が優先されて、集中できないということがありました。とはいえ、コーチが適切なレベルの練習を組んでくれたおかげで危険を感じるようなことは少なかったので、助かりました。適切な課題を設定するためには、他社からのアドバイスを受けるというのも一つの手なんじゃないかと思います。
結局の所フロー理論的な話になってしまったのですが、改めて実感できた体験があったのは貴重でした。仕事でも、適切なレベルの課題を設定することを意識していきたいです。