社内イベントをむきなおりでやめることにした
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年の11月に社内でAgile Japan サテライトを行いました。社内向けのイベントでしたが、社員+ビジネスパートナーさんが対象で全体で40人くらい集まり、なかなか盛況なイベントでした。
ふりかえりをやった
そのふりかえりを年明けに運営チームで行いました。1
最初はYWTかFun Done Learnあたりでふりかえろうかなーと思っていました。ですが、なんとなくうまく進むイメージができてなくて、とりあえず「次回どんな会にしたいですか?」と投げてみました。
この返答次第で、ふりかえりフレームワークを決めようと思ってました。2なのですが、最初に返ってきた答えが、
「これって需要あるんでしたっけ?」
というそもそも論な答えでした。私としては、前回のAgile Japanは過去最多レベルの人数参加で、当然需要があるものだと思ってました。それが覆されたわけです。
なので、そこまで考えていたふりかえりはやめました。
「そもそも何がしたかったんでしたっけ?」という視点からむきなおりをすることにしました。
その後の会議の進め方については、ぶっちゃけ適当です。雑談を交えながら本音を言いあい、それをファシグラしていくだけ。
色々話した結果、以下の結論を出しました。
- "Agile Japan サテライト"と銘打つイベントはやめる
- 別の形で他の現場のことを知るイベントをやる
結論を出すまでの経緯はちょっと書きづらいので、気になる方は個別に聞いてください。
今回の学び
むきなおりによりふりかえりとは違った結論を出せる
もし今回の進行をふりかえりベースで行っていた場合、(少なくとも私のファシリ力では)「やめる」という決断はできなかったと思います。
ザッソウでも会議ができる
雑談しながらファシグラって要はザッソウで会議してたようなものだと思います。運営チームは所属がバラバラで、特に利害関係がない事もあり言いたいことを言いまくってました。心理的安全が確保されているチームであれば、ザッソウでも会議は成り立つ3という経験を得られました。
※「ザッソウ」に関しては別の記事で本の感想を書いてますので、よければそちらもご覧ください。
ふりかえりフレームワークが全てではない
KPT、YWTなど、ふりかえりフレームワークはたくさんありますが、内容によってはフレームワーク外のことをやってみるのもアリです。(とはいえフレームワークは偉大です。今回は会議前にふりかえりのファシリ方針が決まっていないなど、私の準備不足がありそこは反省点です4。)
「Agile Japan サテライト」はやめますが、代わりに今まで以上に意味のあるイベントを提供していきます。今年も引き続きがんばります。